
日本政府は、2016年に日本を訪れた外国人旅行者数は推計で前年比22%増の2403万9000人と発表。前年を上回ったのは5年連続でアジアからの訪日者が増え続け、2020年には現在のおよそ2倍にあたる「4000万人」を目標に掲げている。
今も昔も旅の始まりは日本橋から。
Tokyo Hostel Guide – 003 – CITAN
Supported by RoToTo & TOMS
「始まりを意味する始端(したん)から名前をつけました。」
CITANは東京都中央区大伝馬町にあります。東京の地理に馴染みのない人には少し分かりづらい住所ですが、施設から10分ほど歩いていくと日本橋。という便利な立地で、日本橋は江戸から京都への旅路に向かう東海道五十三次の出発の場所であり、国道1号線の起点です。
日本語由来でありながら英語の響きも感じさせる店舗名の「CITAN」。始まりの意味を持つ「始端」という言葉はまさにこの宿泊施設に相応しいと思い名付けたとマネージャーの清水さんが教えてくれました。
オープンは2017年3月22日と新しいのですが、“昔からそこにありましたよ”と、思わせる佇まいは街に馴染んで気持ちがよく、それは通りに面した一コーヒースタンド [ BERTH COFFEE ]や、大きなエントランスがあるためかもしれません。

隅々まで細かくしつらえた大きなガラスが目に飛び込むCITAN。一階の床が吹き抜け仕様で作られているため、B1Fのバーラウンジも地下の息苦しさがありません。たくさんの人が横並びに座れる大きい一枚板の机は、カメルーンから運ばれてきた木を利用しているとのことでした。

レセプションカウンターや、その後ろにある左官屋さんに施してもらったアートのような塗り壁、吹き抜けに吊られた無骨なファンはミッドセンチュリーデザイン家具のよう。

B1Fに点々と設置されたTaguchiスピーカーは特注でその数16本。どこにいても同じ音を楽しむことができて、しっかりと音を出しても話し声は通りやすく雑味のない音質を保っているとのこと。

エントランスに構えられたBERTH COFFEEではレギュラービーンズにONIBUS COFFEE、そして期間限定のゲストビーンズ枠を設けています。 撮影に同行してもらった中瀬萌さんはフグレンコーヒー(渋谷・富ヶ谷)のスタッフとして働いていおり、現在のゲストビーンズとなっているCOFFEE SUPREME(フグレンの近所に2017年にオープン)のエチオピアをチョイス。

この宿泊施設は東京で最もおトクと評判

部屋は8人用ドミトリーで3,000円〜あり、女性専用のドミトリーもあり、プライベートルームとしてツインルームやキングダブルルーム(写真上)もあります。ある宿泊施設情報サイトでは、ユーザーのコメントに「この宿泊施設は東京で最もおトクと評判!この都市にある他の宿泊施設と比べてコスパ抜群です。 」と評価が非常に高いのも納得。


12月。東京中央区。
1年の間で、一番綺麗なシーズンを迎える。
中央通りを日本橋から銀座まで南下する最中
街に立ち並ぶビルたちは電飾を輝かせて
あたりは赤や黄、青や緑に
まるでひかりの洪水のよう。
すれ違う人たち。
何かを求めて街の中を彷徨うその姿も
だれもかれもが自分以外の
大切な誰かのためを想う。
その優しさはまるで電飾の光のように
にじみ出ている。
Tokyo Hostel Guide – 003 – CITAN
Supported by RoToTo & TOMS
https://backpackersjapan.co.jp/citan/
ACCESS:東京都中央区日本橋大伝馬町15-2
TEL:03-6661-7559
地下鉄 馬喰横山駅A1出口 徒歩3分
instagram:https://www.instagram.com/citan_tokyo/
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