日本政府は、2016年に日本を訪れた外国人旅行者数は推計で前年比22%増の2403万9000人と発表。前年を上回ったのは5年連続でアジアからの訪日者が増え続け、2020年には現在のおよそ2倍にあたる「4000万人」を目標に掲げている。

新時代突入。渋谷の流れを一気に変えていくホテル。
Tokyo Hostel Guide – 017 – MUSTARD HOTEL

Supported by RoToTo

東京に住む人間にとって渋谷といえばどんなイメージを持つ街でしょうか?センター街、チーマー、クラブ、ラブホ、109?あるいはスクランブル交差点?

いずれにせよ、20年前、30年前からそのイメージが一新されてない気がするのですけど、2020年の東京オリンピックが2年後に迫っているからなのか、ここ数ヶ月で急激に渋谷は変化しています。都内に住んでいる人間でさえ強く実感しているだろうし、渋谷から2駅しか離れていない場所に在住の私もとてもビビっています。

渋谷ストリーム
2018年9月13日(木)に渋谷ストリームが開業しました。「渋谷駅南街区プロジェクト」の一貫として、東横線跡地(東横線隣接街区)に。どんな建物ができるかなんてわからなかったし、実のところ大して興味もなかったのですが、言葉通り「蓋<幕>を開けてみた」ら、新しい渋谷が誕生していました。

関心がなかっただけに、ええ?これマジか?すげえな!って、なったわけです。
本当にビックリしました。

2018年10月1日誕生。MUSTARD HOTEL

MUSTARD HOTEL(マスタードホテル)エントランスにて。 LEFT:@nonsleepykana / RIGHT:@kyokomarch5th

渋谷ストリームから代官山方面に伸びる道を歩いて行く途中、渋谷ブリッジという施設が出来ていました。もともとは旧東横線の線路ところを、なぞるように誕生しています。飲食店だったり、オフィスが入ったり、そして10月1日にはホテルもオープン。

カラシ色のサインがエントランスの「MUSTARD HOTEL」です。

ハンバーガー、フライドポテトやホットドッグを食べる際にケチャップは使う人が多いけど、マスタードは使わない人がいます。ケチャップではなくマスタード。全員に必要とされずとも、無くてはならない人もいるマスタードの存在のようなホテル。昔からそこにあったような、無機質すぎず気取らない雰囲気を醸し出しつつ、他人に干渉しようとしない人たちが暮らすクールなTOKYOっぽさがあります。

TRIPSTER

旅する際には、どうせなら格好いいホテルに泊まりたいと思います。気取りすぎて落ち着かないのは嫌ですが、マスタードホテルは抜け感があり、且つ、抜け目がない絶妙な塩梅。この施設の空間は、サブカルチャーからメインカルチャーまで、イケてるなぁって思うことにほぼ関わってるクリエィティブ集団TRIPSTERによるもの。TRIPSTER、本当にすごいです。
http://tripsters.net/

客室

真っ白なホテル内の通路と照明は、映画「2001年宇宙の旅」の宇宙船のような世界。

 

SEVEN STARS SOCKS(RoToTo):¥2,052 / CHEVRON & STAR COURTRIDE SK CV OX BLACK (CONVERSE SKATEBOARDING):¥8,640

部屋はドミトリー(¥4,200〜5,800)から、カップルや家族だけで利用できるプライベートルームまで合計76部屋。渋谷を拠点に旅するにも、夜な夜な周辺のクラブでハングアウトするにも、女子会として利用するにもお手頃な価格帯が設定されています。

ARTIST IN RESIDENCE

東京に仕事で訪れるクリエーターやアーティスト等に対し無料で部屋を提供(フリーステイ)し、その対価として滞在期間中に作品を残してもらったり展示会やライブなどを共同で開催するなど、アートインレジデンスを用意。マスタードホテルならではのカルチャー「CREATORS IN MUSTARD」を定期的を発信していくとのこと。

Megan – Bar & Patisserie

MUSTARD HOTEL の1階に、パティスリー・カフェ・バーの複合ショップとしてオープン。毎日朝8:00〜17:00がパティスリー・カフェ、17:00〜ミッドナイトまでレストラン/バーの営業。バーでは、カクテルをメインに提案を行っていく。ホテル利用者、周辺住民、訪日外国人、オフィスワーカーなど多様な人々に向けたカフェ・ラウンジ。

渋谷のメインといえば何処か? スクランブル交差点の付近を指す人が多いと思うのですが、これからの新時代、渋谷のメインはここになるのじゃないでしょうか。メインは渋谷ストリーム。ストリームは“流れ”とか“連続”とかの意味だけに、『これまでの渋谷の街』の流れを一気に変えようとしている。大げさにいえば、渋谷革命の始まりかもしれない。

旧市街がスクランブル交差点付近で、渋谷ストリーム・ブリッジを中心とするこのエリアが新市街。

AKIRA的にいえば、ネオ東京か。

ホテルでは、スケートボードの貸し出しを行っている。用意されているのはドメスティックブランド「Evisen Skateboards」のボード。

新時代突入。渋谷の流れを一気に変えていくホテル。
Tokyo Hostel Guide – 017 – MUSTARD HOTEL

Supported by RoToTo

https://mustardhotel.com/
ACCESS:東京都渋谷区東1-29-3 SHIBUYA BRIDGE B棟
JR 山手線/埼京線「渋谷駅新南口」徒歩 5分
BOOKING:https://mustardhotel.com/shibuya/stay/

facebook:https://www.facebook.com/mustardhotel/

 

View this post on Instagram

 

MUSTARD HOTELさん(@mustardhotel)がシェアした投稿