トルコ料理は世界三大料理の一つ。

トルコはヨーロッパとアジアの境目に存在。はるか昔から東西の民族が往来する場所。

ギリシャ、イタリア、イランなどの中東圏に囲まれています。

様々な文化が行き交うこと。

独自の食文化がトルコに形成されている要因の一つでしょうか?

また、国土も日本の2倍近い。

地域によって気候は全く異なり、穀物、野菜、果物、また肉類、そして魚類も豊富に取れる恵まれた環境。

さらには、トルコはかつてオスマン帝国という巨大帝国であったこと。

そんな帝国内では様々な地域から来たシェフたちが、皇帝をもてなすために料理を追求するでしょう。

そうした歴史があり、トルコ料理が世界三大料理と言われることになったのだろうと推測します。

旅するように。東京ランチ紀行
with World BEER。
No.12:イスタンブール 銀座店

トルコは行ったことが一度もないのですが、数年前にフランス・パリに行った時にトルコ料理店がすごくたくさんありました。かつて大帝国だったトルコの名残なのでしょうか?とても印象に残っていますし、実際に食事もしました。

店内のいたるところにアラベスク模様が装飾されています。とても美しいですね。

エフェスビール 750yen

トルコのビールは初めて飲みましたが、このEFES BEERはカモミールのような香りの清々しいピルスナー。雑味がない極めてクオリティの高いビールだと思いました。トルコのビールはさわやかで飲みやすいと、通の中では有名だそうです。

ケバブステーキランチ 1000yen
・サラダ・スープ・ケバブ・ピラフとトルコ紅茶のセット

サラダとスープ

チョバン・サラタス(Çoban salatası,「羊飼いのサラダ」の意)

サラダは、トマト、キュウリ、パセリがオリーブオイルのドレッシングで和えられています。たっぷりのトマトが食べられるのが嬉しい。シチューに似たとろみのあるスープは、トルコではヤムン(yahn)と呼ばれるよう。控えめな塩の優しい味わいのクリームスープでした。いずれも定番料理。

ケバブステーキとピラフ

イスケンデルケバブ。外側の焼き上がった部分から大きなナイフで薄くそぎ落とした物が「ドネルケバブ」です。

イスケンデルケバブと、チキンスープとバターで炊いてあるピラフ。イスケンデルケバブはヨーグルトソースやトマトソースを添えて食べます。脂分がない牛肉で、ソースの酸味もあるのでとてもヘルシーな味わいでした。ちなみに、イスケンデルとはアレキサンダー大王のことで、大王お気に入りの料理だったようです。

トルコ紅茶

透明な美しい茶器。自宅でも使いたい。

ガラス製の小さなカップに注ぎ、角砂糖を溶かして飲みます。 トルコは紅茶のことをチャイと呼びます。

トルコはヨーロッパなのかアジアなのか?という問答がネット上でもたくさんアップされているのですが、作家・沢木耕太郎氏の“深夜特急”で、「アジアではお茶を発音する際には<C>から始まり、ヨーロッパでは<T>で始まる」という記述をしてました。沢木氏の意を踏まえると、トルコはチャイなのでアジアに含まれるいうことになりますね。

これもアラベスク模様でしょうか?
おなじみ?のドネルケバブ。一回、肉を削ぎ落としてみたい。

イスタンブール。トルコの首都だと思っていましたが、違っててアンカラです。1923年(日本では大正十二年)10月13日に首都をアンカラに定められたようです。トルコの首都はイスタンブールという誤認識は、アメリカの首都がニューヨークであるという誤認識と同じ感じでしょうか?

何はともあれ、トルコには一度は行ってみたいなぁと思っています。

店名:イスタンブール(銀座店)
公式サイト:http://www.istanbul.co.jp/
電話:03-6252-4080
住所: 東京都中央区銀座7丁目2番先銀座コリドー街1F
最寄駅:地下鉄銀座駅 C2番出口 徒歩5分
営業時間
・ランチ 11:30~15:00(L.O.14:30)
・ディナー 17:00~23:00(L.O.22:30)
・日曜営業
定休日:なし(12月31日、1月1日のみ)臨時休業有り。
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13058690/