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今、世界的に音楽シーンを席巻する音楽は間違いなくインディロックシーン。

たとえば、フジロックにも出演し、もはやド級のメジャーバンド・アニマルコレクティブもインディロックに含まれいる(いた)。

Burger Record[バーガーレコード]はアメリカのインディロックのアーティストの音源を発信するレーベル。

インディロックというジャンルの括りの中でもアニマルコレクティブたちの音と、Burger Recordsの音との違いはアメリカ東海岸とアメリカ西海岸という地域だろう。

Burger Recordsの音たちはカルフォルニアのレーベルだけあって、潮風、太陽の光、波の音、ゆらぎ、乾き、と言った特徴があり、総称して「サーフ・スケートロックだな」と言ってしまうと「ビーチボーイズとかベンチャーズ」が頭にチラついてしまうそけれども、敢えて一言で言ってしまえばそれは間違っていない。
アナログな機材を使って録音されたであろう音源が多くザラザラとしている。音の背景には間違いなく『大麻』の影響は大きく、そしてそのトリップ感はとても爽やか。

【カセットテープを主にリリースするカルフォルニアのインディ音楽レーベル:Burger Records】
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このレーベルの特徴としてもう一つあげるとレコードだけではなく、カセットテープでの音源中心にリリースすることで、カセットテープのユーザーが日本でもにわかに増えはじめていると聞くが、まだまだ続くアメリカ西海岸ブームが助長して再びカセットプレイヤーのニーズが再燃するのは時間の問題か。

Burger Records 所属アーティスト Tomorrows Tulips LIVE

そのBurger Recordsに所属しているバンドTomorrows Tulipsが現在、Tomorrow Tulips Japan TOURと題して来日している。彼らは昨日まで開催されていたGreen Room Festivalへの出演を皮切りに、日本を合計4カ所にてLiveを行う。

2012年にTomorrows TulipsのLiveを見た時にはアパレルショップでの一画を利用された小さなものであったが、先週のGreen Room Festivalでの彼らのLiveをみた印象は、この2年間で経験したギグによってRock Bandとしての風格が如実に形成されており、「カリスマ・サーファーたちから成り立つバンド」という修飾語付いてまわるTomorrows Tulipsだが、今回の彼らにその単語は必要ない存在へと成長していた。
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Photo from Colors Magazine Yoge-san

カリフォルニアの風を感じたいあなたへ・・・という言葉を使うのはちょっと恥ずかしいが、目の当たりにすればきっとそれを感じる事ができるはず。明日お台場のダイバーシティ東京7Fで18:00から実施されるLiveではエントランスフリーにて誰でも入場が可能なので時間があれば体感してほしい。

5月27日(火) お台場 H.L.N.A SKYGARDEN 18:00~21:00 【「GROOVE MOVE」試写会 有り】
http://hlna.jp/skygarden/


Burger Records Sound Cloud

Burger Recordの他の音も聴いてみて欲しい。