BADBADNOTGOOD1
ジェイムスブレイクやオッドフューチャーのタイラー・ザ・クリエイターといった現在の音楽アンダーグラウンドヒーローたちの曲をトリオジャズでカバーし、これまでに出して来た2枚のアルバムをすべてBANDCAMPでフリーダウンロードにて発信してきたトロント出身のBADBADNOTGOOD(以下、BBNG)が、3枚目のアルバムをとうとうレーベル〈Innovative Leisure〉と契約。5月3日に発売された。レーベルとの契約によって進化したBBNGの曲を3rdアルバムから「Can’t Leave the Night(ファーストシングル)」を紹介。


「ジャズ」というキーワードを無作為にgoogleで検索して辿りついたのがジェームスブレイクのCMYKという曲のカバーで、すぐにこのバンドについてをいろいろと調べたのが2012年の年末頃だったと思う。すでにこの頃にBBNGはスペインのソナーなどにも出演を果たしており、日本で開催されたSoner sound Tokyoにも出演するかなと勘ぐっていたが結局その年の出演は果たせなかった。しかし、Soner Sound Tokyoを「Beatink」よりいよいよ2014年にアルバムが発売されることとなったのだ。

BEATINKの広報曰く「まだまだ未知数」というBADBADNOTGOODだが、ぜひ日本のファンのハートを鷲掴みしてほしい。

BADBADNOTGOOD – CMYK (James Blake cover)


BADBADNOTGOODは初の来日ツアーを6月25日、26日と大阪/東京にて実施が決定している。

BADBADNOTGOOD JAPAN TOUR
●2014/6/25(WED)@東心斎橋CONPASS

OPEN 19:00 / START19:30
ADV. 4,500円 (D別) / DOOR. 5,000円 (D別)
INFO: CONPASS 06-6243-1666

●2014/6/26(THU) @代官山UNIT
OPEN 18:00 / START19:00
ADV. 4,500円 (D別) / DOOR. 5,000円 (D別)
INFO: UNIT 03-5459-8630

Badbadnotgood
マット・タヴァレス(Matt Tavares)、アレックス・ソウィンスキー(Alex Sowinski)、チェスター・ハンセン(Chester Hansen)の3 人で構成される今注目のジャズ・トリオ・バンド、バッドバッドノットグッド。2011 年にトロントのカレッジ在学中に出会った3 人は、即興演奏を得意とする卓越したプレイヤーであり、既成概念にとらわれない自由なアプローチで、独自のスタイルを築き上げてきた。ヒップホップをこよなく愛する彼らは、タイラー・ザ・クリエイターやフランク・オーシャンなど擁するオッド・フューチャー・クルーの楽曲をカバーしたミックステープ・シリーズ『The Odd Future Sessions』を公開。それがタイラー・ザ・クリエイター本人の耳にとまり、タイラーとのスタジオ・セッションが実現する。その映像が、公式動画だけで計220 万回の再生回数を記録。その後、オッド・フューチャーやフランク・オーシャンの バック・バンド、アール・スウェットシャツやダニー・ブラウンの楽曲のプロデュース、ベックやデー モン・アルバーン、トム・ヨークらも参加したMF ドゥーム作品への参加、ウータン・クランの総帥 RZA やファンク界の生きる伝説ブーツィー・コリンズとのコラボなど、デビュー前とは思えない驚くべき経歴を持つ。