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My Dream Come true!!!!

猛暑が続く東京。そこに長年夢にまでみていた彼らの待望の来日。

明日、2014年8月16日のSummer Sonic(TOKYO)の
Garden StageでのLiveとMidnight Sonice StageにてDJ Setが行われるLittle Dragonに初対面!!!
どうしても彼らに会いたいがためにレーベルに直訴して、Interviewを都内某所にて決行してきました!

今回のInterviewはYUKIMI(ユキミ)とHåkan(ホーカン)が参加。
これを読んで、少しでも彼らに興味を持ってもらえたら嬉しいです。
http://www.summersonic.com/2014/lineup/035.html?a=t1

Emmon:こんにちは!私はWeb Magazineを開設しています。音楽専門サイトではないので、いろんな人にLittle Dragonを好きになってもらうために、そして、一人でも多くの人が明日のLiveに行ってくれるように頑張ってインタビューします。よろしくおねがいします!

LITTLE DRAGON:よろしくね!

Emmon:さっそくですが、日本の印象を聞かせてください。
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Håkan:水曜日に日本に到着しました。スウェーデンとは全く違う環境で、その変化も楽しんでるし、日本食もすごく美味しい。もっともっと長く日本にいられるなら、沢山いろいろ見て回りたいな。

衣紋:渋谷では何をしましたか?

Yukimi:渋谷でショッピングに行きました。シンセサイザーを見に行こうと思ったの。でも、私たちが行ったお店は水曜日から日曜日までが休日だった。つまり私たちが日本にいる間だけはお盆休み。というわけ。

そのあとに、代々木公園までみんなで歩いて、公園で蝉の鳴き声を録音したの。
すごく大きな鳴き声だったわ。

衣紋:蝉の鳴き声は今度のアルバムに使えますか?

Yukimi:あはは。もしかしたら曲のイントロに使えるかもね。笑

衣紋:日本人の父親をもつYukimiは日本語ってわかりますか?

Yukimi:話すことはほとんど出来ないけれど、聞いてわかる単語はあるよ。

衣紋:好きな日本語は?

Yukimi:単語ではとくに思い浮かばないけど、日本語の響きがメロディのように聞こえるの。それが好き。

Håkan:「YUKIMI」という名前の意味が好きだよ。

衣紋:どういう意味なんですか?

Håkan:Girl looking at Snow.

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YUKIMI:雪を見ている少女という意味らしいの。

衣紋:綺麗な情景が思い浮かぶいい名前ですね!

YUKIMI:ありがとう。私も好きです!日本語は素敵よね。

衣紋:では、明日のLiveで言って欲しい日本語を教えてもいいですか?

YUKIMI & Håkan:もちろん!

衣紋:「いらっしゃいませ!」

YUKIMI:イラッシャイマセ?もしかしてお店に入ったら言われる言葉よね。どういう意味なの?

衣紋:「Welcome!!!」

YUKIMI:あー、そういう意味なのね!
YUKIMI(日本語で)はい。わかりました。ガンバリマス。(笑)

衣紋:みんなで言ってくださいね。笑。さて、では、LITTLE DRAGONというバンドに関する質問をさせてください。LITTLE DRAGONを結成するキッカケはなんだったのですか?

YUKIMI:もともと友達だったの。FredとErikはハイスクールが一緒だったの。そして数年後にHåkanとも知り合って仲間になり、同じ音楽を好きな者同士で一緒に過ごす時間があったり、そしてみんなが同じ家に住んだ事もあったわ。その家は演奏なんかもしたりしていたので、まるで小さなスタジオとも言える場所だった。それがキッカケかな。
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衣紋:シェアハウスということですね。

YUKIMI:そういうことになるわ。

衣紋:LITTLE DRAGONの結成は1996年ですか?

YUKIMI:わたしたちが会ったのがちょうどその頃。

Håkan:バンドとしてスタートしたのは2006年かな。それまではみんなバラバラで音楽活動をおこなってきたんだ。

衣紋:そうだったんですね。8年前だ。では、2006年から2014年までの間で来日オファーはありましたか?

YUKIMI:アメリカやヨーロッパにフォーカスしてLiveをやってきたから、特には無かったと思う。でもLITTLE DRAGONの初めてのツアー(2008年)では日本でもLiveをやったのよね。

衣紋:え!本当ですか?知らなかったです!!!では、今回が初めての来日ではないんですね!!!

YUKIMI:でも、私は何度も来てるけどね。笑

衣紋:私がLITTLE DRAGONを初めて知ったのは、友達から「Yukimi Nagano」という凄いシンガーがいると教えてもらったことがキッカケだったんです。その時以来、ずーーーーっと来日を熱望していました。そして今回、初めてのLiveを体感することが出来るのですっごく興奮しています。今回のサマーソニックはそんな日本人が沢山いるんだと思うのですが、意気込みを聞かせてください。


Håkan:沢山の日本のみんなの前だからさ、すっごく興奮してるんだよ。メジャーレーベルに移籍して初めての日本のLiveだしね。

YUKIMI:出演する他のアーティストのラインナップも凄くいいし、日本のみんなの反応がどういう風なのかもすごく楽しみ。いっぱいみんなからのエネルギーを感じる事が出来たらいいな〜と思っているわ。

衣紋:日本のファンはLITTLE DRAGONを熱烈に歓迎してくれると思いますよ!

YUKIMI:そうね。そう思うわ!あと、「LITTLE DRAGONってどんなバンドなんだろう」と、好奇心で来てくれる人にも喜んでもらえるようなパフォーマンスをしたいの。今年はいろんなフェスティバルに出演してきたけど、「LITTLE DRAGONを知らない人にも知ってもらう」ことを目的としてやってきたから、ここ日本でも多くのみんなに知ってもらいたいな。

衣紋:なるほど。

YUKIMI:だから、今回のサマーソニックでも私たちの事を知らない人にもぜひ体感してもらって楽しんでほしい!

衣紋:明日、一人でも多くの人たちに来てもらえるように頑張ってこのInterviewをアップしますね!

YUKIMI:ありがと!みんなに声かけてね!笑

衣紋:ガンバリマス!笑

■サマソニ、おすすめのアーティストについて
衣紋:サマーソニックに出演する他のアーティストを教えてください。

YUKIMI:De La Soulは友達だからみたいんだけど、時間が重なっているから観られないわ。あとPHOENIXもいいわね。ファーサイドも友達。あと、THE BOTS。コレおすすめよ!14〜15歳のように見えるかわいい男の子3人組のバンドで面白い音楽やってるわ。何度かフェスティバルで一緒になったことがあるの。あとGHOSTもスウェーデンのバンドだからおすすめ。アメリカではレーベルも一緒なの。

Håkan:なんだ!メガデスも出るじゃん!

YUKIMI:SKY FERREILA!とってもかわいいわよね!かなりバラエティに富んでいていいフェスティバルだと思う。

衣紋:そうなんですよね。わたしも楽しみにしています。そして、「THE BOTS。」ぜひ観てみたいですね。ちなみに、サマーソニックに関係なく日本の好きな音楽家はいますか?

YUKIMI:古いけどYMOかな。あんまり有名な日本人がスウェーデンにはいないのよね。

Håkan:名前はわすれちゃったけど、女性ピアニスト。

衣紋:上原ひろみさん?

Håkan:うーーん。クラシックのピアニストで年配の方で・・。

衣紋:フジコヘミング?

Håkan:違うなぁ。笑

YUKIMI:もちろんYOKO ONOは知ってるけどね。あと、コーチェラに日本人のバンドが出てたわ。パンクバンド。

衣紋:知らないです。調べておきますね。(ボーニンゲンというバンドだった)

■日本での録音について。
衣紋:日本での作曲や録音とか興味はありますか?たとえば京都といった伝統的な場所などで。

YUKIMI:京都でしばらくの間、時間を費やす事が出来たら素晴らしいわ。スタジオを作ったりね。それは夢の一つよ!

衣紋:次に日本に来るときには紹介します!私の親友が京都にいて、京都にはすばらしい日本のミュージシャンも沢山いるのでそういう人たちとコラボレーションするのも面白いと思います!

YUKIMI:いいわね!あと沖縄の音楽も大好きよ。

■最後に
衣紋:日本のファンに一言。サマーソニックにくるファンに一言。
YUKIMI:私たちも楽しんでLiveをやるから、みんなにもダンスして、パーティを楽しんでもらいたいわ!
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写真は左から(Erik ─ drums / Yukimi – Vocal /Håkan – Keyboards / Fred – Bass)

■編集後記
初めて目の前にいるLITTLE DRAGONはとてもフレンドリーでお茶目でした。インタビューの前に小腹がへったのか、Erikは日本のお弁当をつまみ出して、みんながそれを楽しそうにみていた。Yukimiはその風景を写真に収めたり。インタビュー中はYukimiの持ち物だという一眼レフで動画をとり続けたりと、それぞれの時間を楽しんでいたと思います。画面の中でしかみたことが無い彼ら。どんな人たちなんだろうと不安も沢山ありましたが、彼らの事がますます好きになったひと時でした。今回のサマーソニックをきっかけにして日本でももっともっと人気が出てることを願っています。そして次には単独公演の実施が実現することを祈ります。その際には一緒に京都に行けたらいいな。