Recommended Song for Early Summer and Golden Week
「初夏」や「ゴールデンウィーク」にどんな曲がオススメですか?と、普段から音楽が好きで、「音楽の匂い」を普段からまとっていらっしゃる、個人的にも非常にそのチョイスが気になる方たち15名に質問させていただきました。レアグルーヴからインディーウェーブ、ギターポップやエレクトリックなラテン、ハワイアン、アンビエント・・そしてPOPSまで心地よい初夏ソングがラインナップです。
Track No.1 ERASMO CARLOS – Grilos –
Curated DJ Y. [ Timothy Really ]
ブラジル音楽界の巨匠Erasmo Carlosエラズモ・カルロスが1972年に残した歴史的名盤「Sonhos E Memorias 1941.1972」。
彼の最高作品とも言えるこの作品はアルバム全体を通して絶妙なソフトサイケ、プログレ感を包括しており、オリジナル盤は現在HARD TO FINDな盤となっています。
アルバムの中でも群を抜いてトロピカルムードを醸し出す「Grilos」をあえてご紹介させてもらいましたが、アルバム全体として初夏から夏真っ盛りのシーズンまでヘビーローテーションで聴いていただけるSUMMER OF LOVEな作品です。
Track No.2 STORNOWAY – ZORBING –
Curated by Eri Ashihara[ Vitra Japan & Artek Japan Marketing/PR ]
めちゃめちゃ悩みましたが、
UK出身のオルタナフォークバンド、
Stornorway の Zorbingにしましたー!
少し前の曲ですが、私の中では未だに色褪せない曲。
眼を閉じて大音量で聴くと、新緑の中を走り抜けるような疾走感があり、何かが始まる前のような、ワクワク感もあり、気持ちのよい曲。
特にボーカルのまっすぐな声と、途中のトランペットが入ってくる下りが最高ですー( ´ ▽ ` )ノ
Track No.3 White Hinterland – Icarus –
Curated by Kojiro Adachi [ きんせ旅館オーナー ]
何か楽しいことが起こりそうな期待感のあるメロディと
ドリーミーで浮遊感のある歌声。
調子に乗りすぎて休み明けに地面に衝突しないよう要注意。
Track No.4 曽我部恵一 feat. PSG – サマー・シンフォニー Ver.2 –
Curated by Kei Furuta [ 断面ずきのプランナー ]
真夏っぽい歌詞だけど、初夏や梅雨に聴きたくなるこのけだるさがとてもすき。
しとしと降る休日や、夕立の後に、だらっとしながら聴いていたい一曲。
Track No.5 CLOVERS – BLUE VELVET –
Curated by kanshoike [ 編集者 ]
オリジナルは1951年にtony benettが歌ったもの。
カバーが多いんだよ。
でも売れたカバーはthe cloversのバージョン。
僕はこれが好き。
ちなみにこの曲を知ったのはdavid lynchの映画
「blue velvet」から。
実はこの劇中で使われているバージョンが一番好き。
これ初夏にあげる人もいなそうだけど 笑。
ぼんやりとしたGWに。
Track No.6 Norah Jones – Come Away With Me –
Curated by Mikiko Tani [ Fashion PR & FUJI ROCKER ]
旅行先で、まったり聞くのがいいけど、
例えば、おうちでもベランダとかで、
おいしいコーヒーとかを飲みながら過ごす時間に。
ぎらぎらした太陽がすきだけど、
初夏の風を感じながら、
ぼーっと過ごすときにききたいです。
Track No.7 Sonzeira – Southern Freeez –
Curated by Mr. SMILE [ Modelist ]
Gilles Peterson Presents
– Sonzeira // Southern Freeezが
僕の初夏&GWおすすめ!!
Gilles Petersonのプロデュースアルバムです。
UPLINKでこのアルバムの
制作ドキュメンタリーを見てCD購入!
このヴォーカルがとにかくせくしー!w
ってこんなかんじでええんかな?
このアルバムは一か月以上毎日聞いてたw
Emanuelle Araujoを想像しながら。
Track No.8 Kings of Convenience – Misread –
Curated by Miki Toyoshima [ Fashion PR ]
清々しいギターの音と緑の中でゴロゴロしている映像が
初夏の休日っぽいかなって思いました。
歌詞は少しさみしいけど。
気持ちいい季節になってきたので、
こんな風にのんびりと過ごしたいです。
Track No.9 Keali’i Reichel – Ke Aloha –
Curated by Midori Hayashi [ HULA DANCER ]
凄く有名なラブソングだけあって、
いろいろな人が歌っているが、
アーティストによって全然違うのねよ。
この曲全然好きじゃなかったのですが、
Keali’i Reichelが歌うKe Alohaは抜群にいい。
GWはハワイのイベントが多いから
ハワイアンを耳にする機会も増えるし、
やっぱり暖かくなってきたらハワイアンでしょ!!
はやしみどりでした。
Track No.10 Katy Perry – Teenage Dream –
Curated by Acco Hirai [ FREE EDITOR ]
ドライブしながら聴きたくなる気持ちのよい1曲。
ちょっと若いけど、
夏来たー! 海行きたい! 楽しみたい!!! って気持ちにさせてくれる
ちょっぴりデンジャラスな感じ!?がスキです。
ってことで夏まだかなー?
Can’t Wait!!
Track No.11 青葉市子 – いきのこり⚫︎ぼくら –
Curated by Kaoru Okada [ Rode de Mariee Setsuko Aoki 広報 ]
歌詞の内容はヘビーなんだけど、
それとはうらはらに淡々とテンポ良く進んでゆくストーリーと
彼女の透明な歌声は
いつか行った四国カルストの
緑と白と青色の景色を思い出します。
Track No.12 山下達郎 – Day Dream –
Curated by Kyosuke Karube [ Surfing + Hair Cut = 旅 | Hair Stylist ]
駆け抜けいく夏のイメージにはぴったりな一曲。
この曲を聴くといつでも、
遅い夏の午後にタイムスリップしてしまう。
メロディも声もギターもベースもドラムも
全てが完璧‼︎ 川´3`)〜♪
https://www.youtube.com/watch?v=vBwmLj6fmYs
Track No.13 Jack Johnson – Flake Lyrics –
Curated by Sakie Ninomiya [ Freelance Fashion Producer ]
歌詞は初夏とは無関係なのですが…
つい口ずさんでしまうJJ特有の爽やかなメロディと少し切ない歌詞が
初夏に聞きたくなってしまう1曲です。
こちらぜひ!オススメさせてください!!
Track No.14 Dub Master X – Sentimental Dub –
Curated by Yusuke Takayama [ DJ,Fashion Planner ]
宮崎泉(MUTE BEAT)さんのSolo Project、
DUB MASTER Xの代表作であり、
Japanese Dubシーンの重要曲ですね。
SteelpanのLoopに哀愁のTrumpetが響くDUB LOVERS。
曲名の通りセンチメンタルな気分に浸れます。
海でも山でも、都会でも不思議とはまってくる音色です。
GWや夏はアクティブに動き回るタイプではないのですが…
夕暮れ時とか、DUB musicで疲れた身体を癒すのも良いのではないでしょうか?
Chillin’ holiday!!
Track No.15 Woo – Into The Heart Of Love –
Curated by FUMI SATO [ DJ/会社員 ]
ジャズ、アンビエント、それともニューエージ?…
どのジャンルにも当てはまらないこの曲は
英国ウィンブルドン出身のClive Ives & Mark Ivesによる
兄弟ユニットWooが1990年にカセット・オンリー・リリースしたもので、
柔らかな電子音がぼんやりと幾度となく重なっていき、どえらい世界観を創出しています。
その優しく夢見心地なメロディは、
春~夏にかけてだら~っと垂れ流し&源泉かけ流しで、
最高・最高・最高です!
個人的には春に日本海の笹川流れ旅行中ずーっと聴いていて(素晴らしいのでぜひ行ってほしいです)、
英国出身の作者には申し訳ないのですが、
脳内では日本海の哀愁ビーチが鮮やかに浮かび上がります。
一昨年アナログで再発したハンドスクリーンのリマスターLPも良いですが、
是非カセットテープで買い直したいアルバムです。
(他のアルバムも最高です)
Track No.16 Los Lobos – We Belong Together –
Curated by Hidenori Nakamori [ Emmon Good goods ]
一般的にはラ・バンバしか有名じゃないかもしれないLos Lobos(ロスロボス)による
メキシコ系アメリカ人「リッチー・ヴァレンス」のラブソングで、
すっごく美しくて、でも、ラテンミュージックらしくカラッとしているカバーです。
ちなみに、「La BAMBA」も「We Belong Together」も、
17歳と言う若さで早逝した天才ロックンローラー、リッチー・ヴァレンスによる曲で、
伝記映画「ラ・バンバ」でロスロボスがカバーしています。
このサウンドトラックもすっごくいい。
人生において、どれだけ音楽が大切か?
あなたにとっての音楽ってなんだ?ぼくにとっての音楽ってなんだろう?
時は熟した。
2016年のゴールデンウィークはなんと11連休にもなりうるではないか。
各所で開催されるイベントやフェスティバルへ出かける人。
車でどこかへあてもなくドライブする人。
あてもなく夜遊びを繰り返す人。
家でぼーっとまったりとする人。
いろんな時間の使い方があると思いのだが、
僕は僕にとっての音楽とはなんだろうか?とじっくりと向き合って考えたい。
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なんてことはない。
連休明けにはリフレッシュして現実に戻れますように。