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Artek Domus Chair Exhibition “the chair ≠ a chair”

「椅子はただ単に腰掛けるためのものではない」 ──イルマリ・タピオヴァーラ

椅子に座って、人々は家族ともに食事をとり、友人と語らい、愛する人と視線を交わします。このように、椅子は人々の暮らしを支え、心地よい環境を育んできました。そして椅子もまた、人々が使うことによって変化し、育っていくものなのです。1946年にヘルシンキの大学の学生寮ドムス アカデミカのためにつくられた椅子「ドムスチェア」は、その快適な座り心地と使い勝手の良さから広く普及し、学校はもとより、病院やホテル、レストラン、駅舎からサウナにいたるまで、あらゆる場所で使われた椅子として知られています。デザイン界の巨匠、イルマリ・タピオヴァーラが、若かりし時にデザインへの情熱と思い、そしてその無限の可能性をすべて詰め込んだ椅子の周りで、さまざまな暮らしが生まれ、多くの人が大切な時間を過ごしました。本展では、クリエイティブスタジオ、MUSUTA(ムスタ)によるインタラクティブな映像とインスタレーションとともに、一脚の椅子が育む暮らしの物語を丁寧に紡いでいきます。

アルテック ドムスチェア展覧会 
“the chair ≠ a chair” (ザ チェア イズ ノット ア チェア)

期間: 2016年10月8日(土) - 16日(日)
会場: スパイラルガーデン(スパイラル1F) 東京都港区南青山5-6-23
時間:11:00 – 20:00
会場協力:株式会社ワコールアートセンター
企画協力: スパイラル、フィンランド大使館、ミナ ペルホネン、スコープ、木工房ルーベリ、Suvi Saloniemi from Design Museum Helsinki、Timo Tapiovaara Teppo Mäkynen、Jouko & Marja-Liisa Huhtala、Pekka Korvenmaa

ミナ ペルホネンの生地を纏うドムスチェア、70脚限定販売

1946年にヘルシンキの学生寮ドムスアカデミカのためにつくられた椅子「ドムスチェア」は、その快適な座り心地と使い勝手の良さから世界中に広く普及し、人々の暮らしの中で今尚、愛されている。

北欧モダンを代表するフィンランドのインテリアブランド・アルテックはドムスチェア70周年を記念して、ファッション&テキスタイルブランドミナ ペルホネンの生地を座面と背面に張ったドムスチェアを製作。

ミナ ペルホネンがこの特別な機会のために、オリジナルファブリックから8種類の生地と生地に合うドムスチェア本体の仕様を選び、背もたれのパイピングにはレザーをあしらってる。

10月7日(金)から16日(日)まで、表参道のスパイラル1階にオープンするアルテック特別コーナー[MINA-TO]にて70脚限定で受注販売が実施。2016年末までの「ドムスチェア キャンペーン」の対象商品でもあるこのスペシャルなドムスチェア購入には、ミナ ペルホネンのデザイナー・皆川 明氏が描いた「ドムスチェア70周年アニバーサリーポスター」がプレゼント。
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アルテック特別コーナー in MINA-TO
期間:2016年10月7日(金) - 16日(日)
会場:MINA-TO(スパイラル1F)
営業時間:11:00 – 20:00
お問い合わせ先:MINA-TO 03-3498-4015

インスタグラムフォトコンテスト#thechairisnotachair
展覧会期間中、#thechairisnotachair インスタグラムフォトコンテストを実施。展覧会では1950年代のヴィンテージからミナ ペルホネンの生地を纏ったスペシャルなドムスチェアまで、様々なドムスチェアをご覧頂けます。その中で一番お気に入りのドムスチェアやご自宅にお持ちのドムスチェアを素敵に撮影した写真をインスタグラム上で募集し、いいね数を参考に、上位3名の方に景品が当たるコンテスト。

1位の方にはなんとドムスチェア1脚、2位、3位にも豪華なプレゼントをご用意しています。皆様、ぜひご参加ください。

インスタグラムフォトコンテスト #thechairisnotachair 参加方法
1. インスタグラムで@artekglobal をフォロー。
2. 展覧会場やショップMINA-TOであなたの一番のお気に入りのドムスチェアを撮影しハッシュタグ #thechairisnotachair を付けて、ご自分のアカウントから投稿。
投稿期間:2016年10月7日(金) – 10月17日(月)20:00 
当選発表:artekglobalインスタグラムとArtek Japan Facebook上で発表し、上位3名の当選者には個別にダイレクトメールをお送りし、景品を発送致します。
応募条件:日本在住者に限る。

Artek 80|81 by SEMPRE

2015年10月15日に創立80周年を迎えたアルテック。1935年に創業されて以来変わることなく受け継いできたフィロソフィーと技術、そしてこれから先へと向かう姿をご紹介する「アルテック創業80周年特別巡回展 Artek 80」は、2015年10月15日を皮切りに日本だけでなく世界中を巡回。80周年の最後、そして2016年10月15日からスタートするアルテックの81年目を同時に見ることができる展示販売イベント「Artek 80|81」が、センプレ青山店にて開催。センプレ青山店では、ドムスチェア展覧会とはまた異なる一面として、ドムスチェアを使った暮らしの中のダイニングシーンをご覧頂けます。

Artek 80|81 by SEMPRE
期間:2016年10月6日(木) - 11月3日(木)
会場:SEMPRE青山店 東京都港区南青山5-13-3
営業時間:11:00 – 20:00/日・祝 11:00 – 19:00
主催:センプレデザイン
協力:アルテック

アルテックについて

アルテックは1935年、アルヴァ・アアルト、アイノ・アアルト、マイレ・グリクセン、ニルス=グスタフ・ハールの4人の若者により「家具を販売するだけではなく、展示会や啓蒙活動によってモダニズム文化を促進すること」を目的に、ヘルシンキで設立されました。今日、アルテックのコレクションは、フィンランドの巨匠たち、そしてグローバルに活躍する建築家やデザイナーによる家具や照明器具、ホームアクセサリーが揃っています。才気あふれるクリエイターの独創的なビジョンを、斬新なテクノロジーを使って明快な表現へとまとめあげることこそ、アルテックのものづくりの真髄なのです。創業者の精神を受け継ぎ、アルテックは今日でもデザイン、アート、建築の交点に立ち、未来への道を切り開き続けています。