ドイツのプレミアムクラフトジン「MONKEY 47」が少量生産の「Experimentum Series」を発表しました。
そのシリーズ第一弾「MONKEY 47 Experimentum Series 2y01:Tokyo」は、日本にルーツを持つ山椒がボタニカルとして使用されており、さらには神戸牛の牛脂でファットウォッシュを施して香り付けされているようです。

プレスリリースには「山椒がもたらす、病みつきになるスパイシーさとシトラスノートを神戸牛脂のまろやかでシルキーな口当たりが包みます」と記載されていました。

正直、飲んで見ないと全くイメージできないテイストの紹介ですがMonkey 47というブランドが出すジンに間違いはないと思うので試さない理由など全くありません。

本日、2019年5月17日より、ブランドアンバサダー店舗の「Bar Tram」「Bar TRENCH」「Bar TRIAD」にてこの「MONKEY 47 ExperimentumSeries 2y01:Tokyo」が飲めるとのことです。*数量限定

ファットウォッシュ
動物性の油脂をアルコールに注ぎ、冷却して油分を取り除き、油脂が持つ風味だけを残す技法。近年、ミクソロジーを得意とするバーテンダーの間で注目されている、フレーバーの抽出法。

MONKEY 47 Experimentum Series 2y01:Tokyo

アルコール度数:47℃
ドイツ製/500ml*国内での小売販売は予定されていません

《 ラボノート 》
サンショウ(山椒、学名:Zanthoxylum): 別名ハジカミ又は海外ではジャパニーズペッパーとして知られる、日本原産の低木落葉樹です。北海道から九州にかけて分布し、熟した実を粉にした粉山椒はウナギのかば焼きに振りかける定番のスパイスです。また、山椒は赤唐辛子などと共に、七味に使用されるスパイスの一つです。

神戸牛: 兵庫県で生産される黒毛和牛の血統「但馬牛(たじまうし)」からとれる枝肉の中でも、肉流通推進協議会の定める厳格な基準を満たしたものです。その味わいと柔らかさ、均一な肉質、さらに霜降りのバランスにおいて高く評価されています。

《 テイスティングノート 》
シリーズ第1弾の「MONKEY 47 Experimentum Series 2y01:Tokyo」は、山椒がもたらす病みつきになるような繊細なスパイシーさとシトラスノートを、神戸牛脂によるまろやかでシルキーな口当たりが包み込みます。
神戸牛の味や香りは感じられませんが、個性的でありながら、複雑な風合いは真の目利きの方に、知覚の限界を超える体験をもたらします。