富士トレイル。ツアー予約や装備について。
あと、気づいたことをまとめました。

  1. クラブゲッツ
  2. 装備
  3. あって良かったものや食べ物
  4. 水分
  5. 宿泊所
  6. 手袋
  7. 外国人観光客
  8. 入山料とトイレの利用
  9. 富士トレイルを終えて
  10. 侮るなかれ下山
  11. ムービーをどうぞ。

No.1:登山ツアーはクラブゲッツを利用。
<シーズン割!>
てっぺんからのご来光に感動!フリープラン富士山ツアー(吉田口ルート/七合目「花小屋」指定プラン)

8月17日-18日。お盆休み最終日となるこの期間で1人当たり13,800円。

プラン内容

新宿。工学院大にAM6:50に集合。
新宿はAM7:20頃に出発。
富士5合目にAM11:30頃に到着し
PM2:00頃に吉田口ルートをスタート開始しました。
ガイドなしフリープラン。*中級者〜上級者向け

7合目の花小屋という山小屋が宿泊所。
夕ご飯+朝ご飯付き。
二日目は下山後、AM10:30に集合して帰路。

帰路途中に紅富士の湯(温泉施設)にて2時間の休憩あり。
新宿 工学院大 PM5:00にて解散。

吉田口ルートはこんな方にオススメ
・初めて富士山に登る方
・体力に自信がないので休憩所の多いルートを選びたい方

No.2:装備
5合目から7合目の宿泊所まで

ニット帽+オークリーのサングラス
The North Faceのショートパンツ
RVCAのサポートタイツ

 

RoToToの厚手の靴下
Blundstoneのブーツ。

・O- レイチョウルイラボのTシャツ(写真なし)

7合目以降
・ニット帽(前述)
・オークリーのサングラス(前述)

The Northfaceのレインウェア

 

ウルトラライトダウンジャケット
EVOLGのグローブ。

 

ヘッドライトは必須です。このヘッドライトは160ルーメンという比較的光量が少ないギアですが充分にその役目を果たしてくれました。ブラックダイアモンドのヘッドライト。

・ダンスキンのあったかパンツ(写真なし)
・O- レイチョウルイラボのTシャツ(写真なし)
・OVER THE TWELVEのパンツ(写真なし)
・RoToToの厚手の靴下(前述)
・Blundstoneのブーツ(前述)

5合目で18℃あった気温は登頂時には10℃くらいにまで冷え込むも、一切の雨もなくほぼ快適なトレイルを楽しめた。ただし、8合目あたりから風は少し強くなり寒さを感じる。7合目の宿泊所を出たのはAM0時。御来光はAM6時くらい。それまでの間、10℃前後の気温の中で野ざらしなので上記の装備は最低限だと思って欲しいところ。

手袋、ネックウォーマーのように首や手首を風雨から守るとより快適に過ごせるはず。手袋は必須だと思って欲しいです。

オークリーのサングラスはアスリート用に作られているブランドだけあって、非常に快適。つけ心地が爽快というか、もはやつけているのさえも忘れてしまいそうな装着感。このサングラスはランニング時にもつけているがやっぱりつけているのを忘れてしまいそうなくらい視界も拡い。

「高橋Qちゃんがこのサングラスをつけていたらあの時、道端に捨てることはなかっただろう」

と、思うところ。

友人からプレゼントで頂いた、オークリーのサングラス。ランニングから登山まで、とても使い勝手がよくで今年手に入れたBest Gear TOP3に入ります。

▷レンタル
なお、クラブゲッツのツアーでは、装備のレンタルも行なっている。

今回の富士登山用としてノースフェイスのレインウエアを購入したのだが、セットで18,000+税なのでレンタルすればレインウエアよりも費用を抑えられた。しかもヘッドライトやステッキまで付いているのは登山初心者にはとても使い勝手がいい。

http://www.clubgets.com/fujitozan/rental/

ちなみに、私以外のメンバー(女性2名)はこんな格好でした。

雨が降ると、バックパックの雨よけなども必要になると思いますが、我々は「雨が降ったらゴミ袋(大)を被せよう」と決めてました。

No.3:あって良かったものや食べ物

今回は3人〔男性の私と女性2名〕のメンバーで登頂に挑戦したのだが、1名だけ〔ステッキ〕を持参していた。

結果として、ステッキはやっぱり持って行くのがいい。私は使わないままトレイルを終えたけど、女性2名はステッキをシェアして片手ずつ使用したおかげで随分と楽だと言っていた。

一瞬だけ、両手でステッキを持って歩いてみたけど体重移動は驚きのスマートさ。

購入を躊躇うこと無かれ。と申し上げたいギア。

登山口でも販売していたので、忘れた人は購入をオススメする。

トレイルミックス
富士トレイルを共にした我が妻が用意してくれたオリジナルのトレイルミックス。

内容
・M&Ms お口で溶けて手で溶けないチョコ〔糖分〕
・ミックスナッツ〔塩分〕

糖分と塩分をこのミックスで気軽に摂取できたのでとてもリフレッシュできた。ジップロックにまとめて入っているのも取り出し時にとても快適だった。超オススメの常備食です。

ウイダーインゼリー的なエナジーゼリー
7合目をスタートする際に、摂取。いざ出陣!という気持ちに切り替えられた。持参して良かった。

シリアルバー的なもの
無くても良いかもしれない。有ったらあったで良いかもしれない。程度な感じ。

気温がもっと低い中でのトレイルだったらこういったものは今回よりももっと役立つかもしれない。重いものではないので持参した方がいいと思う。

持っていけば良かったなぁと思う食べ物
〔ミンティア〕のようなミント系タブレット。

トレイル中は沢山の砂埃を吸い込みます。睡魔との戦いにもなるので、リフレッシュ用として持てば良かったなと。睡魔との戦いということでは目薬もあれば良かったな。

電源について。

基本的に、バッテリーを充電できる場所はありません。スマホなどの減りが早い人はバッテリーは必須でしょう。

No.4:水分
高山病予防として水分補給は必須。今回ペットボトルにして登山時に5本、下山時は1本の水分を補給しました。山小屋各所で購入できるので持参は必須ではないけど1本500円。

ちなみにビールは1本600円。高所での1杯はすぐにキマりました。

No.5:宿泊所
我々は花小屋という7合目の1番下にある宿泊所を利用。

ツアーじゃない場合も利用可能ですが、宿泊者以外の利用は不可。http://www2.tbb.t-com.ne.jp/hanagoya/

寝床は利用者全員で雑魚寝。周囲の人たちへの気遣いがとても必要。入所したらまずはチェックアウト時に出来る限り物音を立てないように次の日に着る服の準備はしましょう。

チェックアウトは利用者(グループ)によってバラバラ。だれかが寝ている中でガサゴソ物音たてるのは多少はしかたないが、グループの人数が多いとやっぱりうるさくなり、メンバー外の人たちを起こしてしまう。

その辺りの気遣いをしっかりしたいと思う今回の宿での感想です。

ちなみに私はほぼ寝られませんでした。物音に敏感で、日常の生活とは違う環境で寝ることも得意ではありません。飛行機も寝られません。そんな人には、アイマスクや耳栓などの持参も良いと思う。

7合目の花小屋を利用させていただきましたが、次回は8合目を利用したい。

なぜなら、7合目から登頂まではわりと時間がかかるから。

早く起きなければ山頂での御来光は拝めない。

約5時間くらいはかかるが頂上付近は登山者が重なって一歩進むのにも時間がかかります。

それを踏まえると夜12時出発だと遅すぎる。

7合目での宿泊だと10時前後がベター。

仮眠なんて一瞬。

コレが8合目だと2時間の余裕が生まれます。

5合目から7合目まではゆっくりめな経過時間で2時間30分から3時間。
7合目から登頂までは約4~5時間。
5合目から8合目までは約~5時間。
8合目から登頂までは2時間30分から3時間。

8合目以降は、こんな感じ。岩場ではない道中。7から8合目の道中が本当に険しかった。真っ暗だったため写真は残っていません。

宿泊所から登頂までの距離が短いほうが良いなというのが我々の感想です。

登山ルートMAPとおおよその経過時間

No.6:トレイル時の手袋

上記にも記載しましたが、手首や首を冷やさないようにするのは大事です。10℃前後の気温は山小屋の人たち曰く、珍しいようなのでもっと寒いことが日常だとすると必ず持参すべき。

手袋をはめてない人をトレイル中わりとみましたが、8合目あたりはずっと岩場で、手すりがわりに設置されているチェーンを使って登るので怪我から守る為にもぜひ着用してほしいです。

スマホが使える手袋(EVOLG)なら、手袋したままで使えるのでとても便利です。http://shop.evolg.jp/?pid=62014291

No.7 :外国人観光客
かなり沢山の外国人観光客がいらっしゃいます。西洋、東洋いろいろござれです。が、彼らはほとんど宿泊所を利用しない弾丸登山者。富士山が世界遺産になったのが2016年と新しいからなのか、外国人観光客に向けての情報量が少ないからのなのか理由はわからないですが彼らはわりと悲惨な感じでトレイルしています。

軽装。薄着。と、完全な準備不足。

ブルブルと震えている人たちが沢山いました。

山小屋の人たちもロクに英会話できません。

もっと多くの情報が彼らに行き渡ることを切に願います。

No.8:入山料とトイレの利用料
トレイルのスタートしてすぐに入山料を求められます。1人1000円。ちなみに必須ではありません。トイレの利用は1回毎に200円。これは必須です。

入山料は必須にすべきでしょう。世界の国立公園で入山料、入園料の支払いは一般的だし、日本でも世界遺産や重要施設に入る際に費用がかかるのは当たり前の事。

世界遺産のマウントフジ。
外国人は2000円。日本人は1000円を全員から徴収しても誰も文句は言わないはず。言う人がいたら帰ってもらったらいい。

この入山料の不義務に対して、トイレ利用200円の義務が実は徹底されていませんでした。

何故なら管理する人なんていない。

トイレに入る前に設置された貯金箱程度のものがあるだけ。

私も最後の方では馬鹿らしくなって払うのをやめました。

入山料とトイレ代をまとめて最初に徴収する仕組みにすれば良いのにね。と我々は話をしました。

富士山観光組合的な人たちは、昔ながらの人たちなのかもしれません。時代にうまくついていけていないのか、そんな事に興味がないのか。。

No.9:富士トレイルを終えて
人生2度目の富士登山は、登頂も下山もベストトレイルデーと呼んでも良いんじゃないか。というような天候、気温に恵まれた二日間でした。

前述していますが、頂上の気温はなんと10℃。雨は一切降らず、満月に近い月夜で美しい空が広がりました。

御来光は言わずもがな、まさに絶景『この惑星はなんと美しいのだろうか』トミーリージョーンズもため息を漏らさずにはいられないであろう瞬間が目の前に広がりました。

ちなみに、御来光は9合目あたりで拝みました。

頂上には間に合わないという判断もしましたが、人が少ない場所で静かに太陽が昇る瞬間を見ていたかったから。

頂上はかなりの数の登山者がいるため、そうなると歓喜に満ちた人たちは高まりを抑えられず発狂するように声をあげます。

その環境での御来光はイヤだった。

じわじわと昇る太陽とともに
じわじわと昇る気持ちに浸る。

こんな感じで、周囲の観光客はまばらでとても静かにサンライズを堪能できました。

9合目からの御来光。
極まり高まりました。
鳥肌と涙でした。

No.10:侮るなかれ下山
10時30分5合目集合のバスツアー利用者の我々。登頂時の時間は7時だったため早々に下山を開始しました。距離にして約9キロの下り坂。3時間30分しかないのですが最初は楽勝だろうと高を括っていました。

それは間違った判断でした。

大変だった登山と同様に下山もそれなりの辛さが伴います。息はもちろん乱れる。下山者も多いので進むのもなかなか順調ではない。そんな中での9キロは困難でした。

結果的にはバスツアーに間に合いました。

だけど、かなり全力で前進しました。途中休憩も最低限。救いだったのは、この時の天候が終始曇り空の下だったので、気温も低く快適だったのです。登る時同様に太陽が眩しい中でだったならきっと暑さにやられただろうと思う。

ちなみに通常は5時間くらいはかかると言われる下山道。

どれだけ急いで降りたか。
ご理解いただけると思います。

御来光には感極まり高まりましたが、
下山は本当にキツかった。

3度目の富士登山は無い。

下山した当日の私の気持ちです。

しかし、1日を過ぎた今、また登りたい。という気持ちが芽生えいます。

8合目の宿泊所に宿泊してリスタートしたい。

頂上でカップヌードル食べてみたい。

お鉢周りしていない。

もう少し早く登頂してみたい。

ガスバーナー持参してコーヒーを入れてみたい。

トレイル用のシューズで挑戦したい。

という様々な、今回のトレイルではできなかった理由が生まれているからです。

我がパーティー。みんな必死に励ましあって頑張って登頂しました。

No.11:編集ムービーをどうぞ。

Googleによるオート動画ですが、要点が抑えられていてなかなかいい編集内容になっていました。