2016年に創業70周年を迎えヨーロッパで最も売れている知られるフランス発のスーツケースブランド『DELSEY』による、「旅」と「働き方」を考えるトークイベントが行われて参加してまいりました。デルセーの日本での知名度は低いですが、100カ国以上に出荷し、スーツケースのシェアでTOP3に入るほどの世界的なブランド。

トークイベントでは、“旅で世界を、もっと素敵に”をスローガンに事業を行う、”TABIPPO.INC 共同創業者 編集長 前田 塁氏と、東急ハンズのトラベル・ウェザー用品のバイヤーであり、スーツケースの伝道師と呼ばれる佐藤 宏樹氏による各々の「旅」、そして「旅と仕事との関わり合い方」についての意見や考え方の発表、そして二人によるクロストークも行われました。

 ▷TABIPPO.INC 共同創業者 編集長 前田 塁氏

前田 塁さんは「不安定な世の中で、そこで生活していくことの大変さを世間では多くの人が感じているが、そもそも旅とは不安定さが付きまとい、その中で生活していた旅人は不安定さに強く、今の世の中が旅人たちの生き方を見本とするようになってきた」

「移動による変化が毎日ある旅人は、この不安定な時代にこそ真価を発揮する。」「いく先々で人々とコミュニケーションを必然と行わなければならないのでコミュ力が強い」と、前田 塁さん。

 ▷スーツケースの伝道師 佐藤宏樹さん

佐藤 宏樹さんは「トランクが好きすぎで、トランクを擬人化してSNSに投稿していたのがきっかけで、いつの間にかスーツケースの伝道師と呼ばれるようになりましたが、私はこんなおしゃれな場所に居ちゃいけない変人です。」

スーツケースへの愛情を、会場のイベント参加が「もしかして、引いてます?笑」となるくらいに話をされておりました。
そのユニークすぎるキャラクターぶりで来場者から笑いをたくさん取っていました。

▷スーツケース体操
スーツケースの伝道師 佐藤 宏樹氏が考案したという「スーツケース体操」を会場で披露。あまりの不思議さで一時会場は騒然となりました。佐藤さんの頭の中はとてもぶっ飛びすぎて、ほとんどの人がついていけてない状態ではありましたが、来場者全員に強烈なインパクトを残したのは間違いありません。

来場者全員に強烈なインパクトを残したのは間違いありません。スーツケース体操。
佐藤さんの頭の中はとてもぶっ飛びすぎでした。このスーツケース体操は動画で作られており、もちろんBGMもあり。会場は騒然!

▷旅する女性の手元にはDELSEYのスーツケース
会場ではSNSで人気を呼ぶ「インフルエンサー」も多く来場して雰囲気をぐっと明るくさせていました。インフルエンサー自身が自分のSNSに投稿させるために写真撮影をしたり、インフルエンサーとスーツケースという構図での撮影なども。『旅する女性の手元にはDELSEYのスーツケース』という方程式も生まれるかもしれません。

 

▷悩んだときは、お気に入りの点が一つでもあったらそれを買う。by 佐藤 宏樹さん
いろんなスーツケースが世の中にはあります。そんな中から一つをチョイスするのは至難の技。『付き合う人を選ぶ時のように選んでみてはどうか?』と、佐藤さんは提案します。「人が人と付き合う時のように、まずお気に入りの点が一つでもあったら買ってみて、ゆっくりとその良さを味わってみる。そんなチョイスの仕方もいいのではないでしょうか?」とトークをまとめました。