2016年10月17日。雨。
秋深し 隣は何を する人ぞ。
俳聖と呼ばれた松尾芭蕉の生涯最後の一句です。
ちなみに、松尾芭蕉は10月12日に亡くなっており、松尾芭蕉の故郷と言われている三重県伊賀市では、毎年この日を中心日として「芭蕉祭」が開催されており、今年で70周年を迎えているよう。
https://www.kankomie.or.jp/event/detail_5981.html
三重県伊賀市は私の故郷でもあり、小学1年生〜中学を卒業するまでは夏休みの課題として毎年6句(だったはず)以上の俳句を提出していました。上記の芭蕉祭では、その俳句たちの中から優秀作が選出されることになっていて、入選するはずなんて無い。と思いつつも、心の片隅では入選したらいいな。と、思っていたことを思い出しました。
松尾芭蕉の俳句には「水」に関連する詩歌が多くて、今日のような秋雨の日に庵の中で雨音を聴きながら物思いに耽っていたような気がします。
雨の人。雨の音。No.018「 the invisible – wings (floating points remix) 」
アデルやマシュー・ハーバートを支えてきたミュージシャン3人によるバンド・The Invisibleのアルバム「Rispah 」に収録されている“wings”をサム・シェパードことfloating pointsがリミックスしています。
柔らかいリズムと、仄かにただようシンセが心地よく、水の中で泳いでいるかのようなイメージ。
今日が休日ならいいのに。