Raw For the oceans 15-2 main, Pharrell Williams
Raw For the oceans 15-2 main, Pharrell Williams

G-Star RAW(ジースター ロゥ)、Bionic Yarn(バイオニックヤーン)、Parley for the Oceans(パーリー・フォー・ザ・オーシャンズ)による「RAW for the Oceans」(ロゥ・フォー・ザ・オーシャンズ)コレクションは、今秋で3シーズン目を迎える。

これまでに沿岸から200万個以上の使い捨てプラスチック容器を回収し、高品質のデニムパンツ、デニムジャケット、Tシャツやスウェットに再生している。

この3シーズンの間、世界中の海岸から回収されたプラスチックごみがバイオニックヤーンに再生されてきた。そして毎シーズン、約70万本ものペットボトルが新しく生まれ変わっている。

本コラボレーションの開始以降、パートナーであるParley(パーリー)によってインドネシア、中国海南省、さらにオーストラリアの海岸から53トンに及ぶプラスチックごみを撤去。

RAW for the Oceans Autumn/Winter 2015 コレクションのデザインの出発点となったのは、このプロジェクトのキュレーターであるファレル・ウィリアムスが描いた、顔を覆うフードの付いたジャケットのスケッチ。このジャケットにG-Star RAWが得意とするミリタリーデザインを組み合わせて、未来的なOccotis HDD Bomber(オッコティス フーテッド ボンバー)が誕生。

海からのインスピレーションは、今回から新しく加わるブラックのロゥ デニムを使用したクラシックなメンズのピーコートや、プロジェクトのマスコットキャラクターである OTTO(オットー)をあしらったブルトンストライプ柄など、コレクション全体に見てとれる。

ジーンズやジャケットには、今シーズン、ディストレスト加工やパッチ加工を加え、さらにウィメンズの Occo Skinny(オッコスキニー)のジーンズやショーツには特別なチョークホワイトのペイントがほどこされている。

RAW for the Oceans は、G-Star RAW、バイオニックヤーン、そしてパーリー・フォー・ザ・オーシャンズのパートナーシップから生まれたコレクション。

Parley(パーリー)は、海岸のプラスチックごみを回収し、それらが環境に与える悪影響を喚起し、新しい素材や製品コンセプト、製造方法(ロゥ・フォー・ザ・オーシャンズもその一部)を開発。

そしてバイオニックヤーンは、Ocean Plastic(オーシャン・プラスチック)プログラムにおける原動力であり、海洋プラスチックごみを高品質な素材に変える技術イノベーションをもたらした。

そしてG-Star RAWがこれらを衣服として仕立てている。

海洋に投棄されたプラスチックごみの問題は、i-D MAGAZINEのドキュメンタリーでも取り上げられている。

Jake Sumner(ジェイク・サムナー)の監修によるこのドキュメンタリーは、『The Plastic Age (プラスチック・エイジ)』というタイトルで、サーファーや科学者、また解決策を探し求める人たちの経験談を通して、海洋汚染に関して問題提起を行っている。

RAW for the Oceans コレクションも紹介されている『The Plastic Age』はこちらよりご覧になれます。

2015 Autumn/WinterシーズンのRAW for the Oceansコレクションは、8月15日よりオンラインおよびG-Star RAWにて販売。

RAW for the Oceans for Mens

RAW for the Oceans for Womens