今年(2018)の6月、初のベトナム・ハノイ旅行の際に知人から「ハノイに行ったら、ブンチャーは絶対に食べたほうがいい」とオススメされて食べたのが初体験だったが、一瞬で好きになってしまった。帰国して以来、ベトナム料理屋さんを覗いては、ブンチャーはないかな?と、その都度チェックしてしまう今日この頃。

ちなみに、2016年の5月にオバマ・元アメリカ大統領がハノイに訪れた際、ブンチャーを食べたのが国内で話題になったとのことだが、5月と6月のハノイは蒸し暑い時期だし、きっと美味しさに魅了されたはず。

旅するように。東京ランチ紀行
with World BEER。
No.10:ヴェトナムアリス 神楽坂本店

柔らかなブルーの色使いがリゾート感を醸し出す、ヴェトナムアリス神楽坂本店。

ヴェトナムアリスは1999年7月7日 プランタン銀座店に開業し、現在は銀座マロニエゲート店と、2017年6月1日に一軒家を改装しオープンした神楽坂店の2店舗を営業している。ヴェトナムアリスのキッチンはすべてベトナム人スタッフで、本場ベトナムの味をベースに日本人オーナーのフィルターを通した優しく温かみのあるテイスト。

子供からお年寄りまで安心してベトナム料理が楽しめる居心地の良い空間。

訪れた日は、神楽坂という場所柄か悠々自適な時間を過ごしているのであろうシニアの男性客や女性客、そして同じくらいの年齢であろうフランス人男性も一人でランチを堪能していた。

ベトナムビール・サイゴンスペシャル ¥780

こういうセンスのあるグラスでビールを飲ませてくれるようなお店ってあまり無い。オーナーの気遣いを感じる。

ベトナムの「サイゴンスペシャル」をまずは啜る。ベトナム最大のビールメーカーの「サイゴン・ブリュワリー」のプレミアムビール。 副原料が一切使用されないモルト100%でキレがあって香りが心地良い味わいのラガービール。キリン一番搾りのような味わい。

ブン・チャー・ジョー  ¥1,200

ブン(米麺)と、チャー・ジョー(揚げ春巻き)、味付けされた焼豚肉、香草、生野菜、ナマスと一緒に食べる料理で、ベトナム・ハノイ発祥の料理。ニョクマムベースの少し甘めのたれ(スープ)で食べる。ハノイで食べた時には、つけだれにそれぞれの食材を浸けて食べていたが、ヴェトナムアリスでは「麺の方に直接タレを掛けて食べても良いですよ」とのこと、確かにそっちの方が食べやすく万遍に味が渡るのでブッカケスタイルで楽しませていただいた。

ブン(米麺)

チャー・ジョーは米粉の皮で使われているので、中華の春巻きよりもサクサクと軽快な食感と味わい。非常に美味しかった。

揚げ春巻き(チャージョー)は米粉の皮で作られているので、サクサクと食べられる。ミントと一緒に食べるとさらに爽快になる。

ブンチャーを初めて食べたときに一番驚いたのは「ミント」が薬味としてトッピングされていたこと。パクチーを始めて食べた時もビックリしたが、ミントを食材の1つにする文化には馴染みがなく、新鮮だった。味に嫌な違和感は全くなくて爽快な香りがとても清々しく、暑い国で生まれたブンチャーのトッピングにバッチリ。

ミント以外の付け合わせに、レタス、水菜、もやし、きゅうり、バジル、そしてなます。と、野菜がとても多いのでサラダ感覚で食べるのととてもいい。ヘルシーなランチを好む人には一度は是非とも食べてみてもらいたい。

ベトナムコーヒー  ¥600

目の前で落としてくれるベトナムコーヒー。ポタポタと落ちる様をいつまでもジッと見ていたい。

最後はベトナムコーヒー。ベトナムはコーヒー大国で、出荷量がブラジルに次いで世界第2位。多くの国民がコーヒーを親しみ、独自のコーヒー文化(コーヒーメニュー)も発達している。

ベトナムコーヒーを初めて見たのはおそらく20年くらい前だった気がする。当時は、濃いコーヒー+コンデンスミルクという斬新な組み合わせにとても驚いたが、エスプレッソで作られるカフェラテが市民権がある今となっては、ベトナムコーヒーの味わいにも馴染みを感じる。

▼店名の由来

フレンチの名店「クイーンアリス」のベトナムレストランとして1999年7月7日に銀座に誕生。クイーンアリスは、「不思議の国のアリス」から名前が由来。主人公の「アリス」が体験する不思議の国の冒険の数々…。胸がワクワクするような楽しく面白い驚きにあふれた体験を、フランス料理の世界で味わっていただきたい…。そんな思いが込められている。また、「クイーン」は、鏡の国のアリスに登場するチェスのクイーンから。アリスは様々な冒険を経て最後にはチェスの女王となる。そのアリスの姿にフレンチレストランの頂点を目指そうという思いを重ねて、「クイーンアリス」という名前が誕生。 「ヴェトナムアリス」も、同様にベトナム料理の頂点を目指し、美味しく居心地のよい店づくりを目標に掲げているとのこと。

▼コンセプト

神楽坂見番横丁に2017年6月にオープンしたヴェトナムアリス神楽坂本店は、一軒家の邸宅を改築した鮮やかなブルーの外観とベトナムの国旗が目印のスタイリッシュなベトナムレストラン。1Fエントランス脇には、ペット連れでも食事可能なテラス席と、12名までのパーティールーム、2Fフロアーは全30席。大きな窓からは明るい陽射しが気持ちよく、コーナーには4名がけのソファー席もあり、30名までの貸切パーティーにも利用可能。

風通しの良い最上階にある4Fプライベートルームは、6名までの利用可能。

4Fプライベートルーム
オーナーがベトナムで買い付けた若手作家のアートが店中に掛けられていた。

店名:ヴェトナムアリス 神楽坂本店
公式サイト:http://vietnam-alice.com/index.html
電話:03-6265-0323
住所:新宿区神楽坂3-6-84
最寄駅:東京メトロ「飯田橋駅」(徒歩5分)
営業時間
・平日ランチ 11:00~15:00 ラストオーダー
・平日ディナー 17:00~22:00 ラストオーダー
土日祝日 11:00~22:00 ラストオーダー(通し営業)
定休日:無休
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13209193/