2013年から、文化服装学院の学生が主体となりシューズブランド・TOMSと取り組みを開始した「TOMS x BUNKA」が今年も開催されグランプリ受賞者が発表された。受賞者の選出方法は、文化服装学院学内、Facebook特設ページ、そしてTOMS実店舗での投票数を合わせたもので受賞者は以下の5名である。
1位 No.6 文化服装学院 高度専門士科3年
チェ ジャヒョン 総合67票
2位 No.14 文化服装学院 ファッショングッズ基礎科1年
オム スルギ 総合60票
3位 No.4 文化服装学院 文化服装学院教員 第5グループ
竹内 宏明 総合43票
4位 No.12 文化服装学院 高度専門士科1年2組
世永 暦(こよみ) 総合37票
5位 No.5 文化服装学院 服装科1年4組
王 シキ 総合35票
■TOMS X BUNKA Shoes Design Contest
本企画は2013年が文化服装学院の90周年に当たる年で、学生からTOMSへの働きかけによって始まっているものである。
TOMSのマーケティング担当者・古屋氏曰く
「TOMSというブランドはアメリカ本国でもバークレー大学、UCLAなど日本でも有名な大学などを含めて、多くの大学との取組みを行っています。伝統あるデザインの学校・文化服装学院の学生から自らの企画の持ち込みを相談いただきとても光栄でした。企業側が学生を動かすのではなく、学生側が自ら動いてゆくパワーは我々の予想を超えています。この機会を踏まえて、日本の他の学校の学生さんからも声をかけていただければ、TOMSのマーケティングとして、も当然得るものは大きいので、まさに双方のメリットが合致した形です。またTOMSの経営理念であるOne for Oneがこの取組みによって少しでも多くの方々に繋がってゆくことを願っています。」
とのこと。
■One for Oneについて
TOMSはシンプルなコンセプトのもとに設立されました。1足の靴が購入されるたびに、靴を必要としている世界の子供たちに新しい靴を贈ります。これがTOMSのシンプルな約束“One for One”です。あなたの1足が、靴の買えない子供たちの新しい1足になります。1個人の購買力を、世界規模の人助けに役立てること、それが私たちTOMSのすべてです。TOMSの使命は、私たちのお客様(カスタマー)を恩恵人(ベネファクター)へと自然に転換することです。そうすることによって、援助のために募金を募るのではなく、本当の意味で長く維持し、継続していくビジネスができるようになりました。